Nisaaという名に導かれた運命
スクールを立ち上げた当初。
Nisaa Oriental Dance Lab は、単に私の名前をつけたわけではなく、
「女性たちのための研究所」
女性はみんなアーティストという想いを込めた名前でした。
けれど、どう言えば本質が届くのか分からず、もどかしくて。
「いつか言葉が追いつくまで」と、宇宙にそっと預けていました🤭
ベリーダンスを始めてから20年、教える立場になって約17年。
生徒さんの姿勢や表情に自信が育っていく様子を見守るうち、
スクール名に込めた思いが、やっと自然な言葉になって私のもとへ戻ってきました。
Nisaa(ニサー) はアラビア語で「女性たち」。
私のダンサーネームであり、スクール名にも刻んだこの言葉には、
女性の存在そのものを祝福し、守り、輝かせたいという願いがあります。
ただ技を磨く場所ではありません。
傷んだ記憶や、満たされなかった心もやさしく抱きしめて、
本来の自分に還っていくための
「自分実験・自分深掘り研究所」でありたいのです。
比べなくていい。
社会のペースに合わせなくていい。
その日の私、この瞬間の私をまるごと認めてあげましょう。
大きくあたたかい愛にくるまれ、【魂と対話できる“ゆりかご”】のような場所でありたい。
なぜなら、ベリーダンスを始める前から誰よりもそれを欲していたのは、
私自身だったからです。
うまくいかない日もたくさんありましたが、今でも叶えられると信じています。
気になるコーラン(クルアーン)のアン=ニサーにいてちょっと説明しておきます。
⭐️やさしく知る:コーラン第4章「アン=ニサー(女性たち)より
・テーマ:女性や孤児など弱い立場の人の権利、公正な相続や婚姻、共同体の倫理と正義。・エッセンス:守る/整える/尊ぶ──女性の尊厳を守り、家族と社会の秩序を公正に整え、ひとりを尊ぶ視点。
私が「Nisaa」を名乗ることは、
【芸術としてのダンス】と、【女性の心と体を守るフェムケア】を結ぶこと。
その道は、名付けられた日から静かに示されていたのだと感じています。
ベリーダンスを通してそれを伝えていく事が
私の使命なんだと思います。
次回は、アン=ニサーのエッセンスをNisaa Labのレッスンに
どう活かしているかをブログにしたいと思います。
blissful blue 海辺のフォトセッション
Photo by HORI
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